■ 2010-08-09
■ なるほど、・・・
行春や鳥啼き魚の目は泪
■ この句は、見送りの二人の弟子を詠んだ句であったのか。
■ 「魚の目は泪」、の発想は普通でない。
■ どこから「魚」を思いついたのかと思っていたが、・・・
■ 杉風は魚屋だった。
鯉屋市兵衛
■ そして、「鳥啼き」の鳥は・・・
鳥金右衛門
■ 二人の弟子のことを読み込んだ、ということか。
■ 二人は、さぞ感激したことだろう。
■ 経済的援助を惜しむはずはない。
■ 芭蕉の一面の、人心を掴む、したたかさを感じる。
■ でなければ、ただ、風雅、などといって、俳句だけでは生活できなかったというべきか。
■ ついでながら、・・・
■ この切手は、シリーズものとして発売された。他のにも、関連する頁に貼った。