■ 「餌付け」、という言葉がよくないのだと思う。
■ 春、秋、の渡りの時期は、小鳥達は、都市公園に立ち寄る。
■ そうした鳥たちの写真を撮ってきた。
■ 私の場合、いわゆる、「餌付け」、はしない方が写真としては、面白いし、その方が撮り易い。
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■ そう長い年数ではないが、次第に分かってきた。
■ 写真を撮るために、ピンに餌を挿して撮るなど、行き過ぎの場合もある。
■ そうした行為は、卑劣だと思うが、・・・
■ 渡りの鳥たちに、餌を与えること自体は、悪いことではない。
■ むしろ、積極的に、与えた方がいいように思う。
■ あるいは、環境を考えた方がいい。
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■ 小鳥達は、長旅で疲れ、痩せている。
■ 休息し、エネルギー源を補給し、繁殖地に向かうのを手助けした方がよい。
■ 長旅に、宿も必要だし、ガソリンスタンドも必要だ。
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■ 例えば、ミミズを増やす、とか、・・・
■ 実のなる木を植える、とか、・・・
■ 適度に、伐採する、とか、・・・
■ 蝶が来るよう、花を増やす、とか、・・・
■ トンボなど虫が生息できるようにする、とか、・・・
■ 消毒をし過ぎない、とか、・・・
■ 水場を造る、とか、・・・
■ 単に、小鳥屋から買ってきた、「虫」、だけでなく、・・・
■ 色々ある。
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■ ある一面だけを捉えて、批判的に云々するのでなく、・・・
■ よい面を捉え、・・・
■ もう少し、視野を広げて、日本が故郷の、子育てに来る、鳥たちになることをしたらどうかと思う。
■ また、・・・
■ 冬場の餌台を設ける、とか、・・・
■ 巣作りに適した環境にする、など、・・・
■ 身近な探鳥地で、・・・
■ コンクリートで固めた池を、部分的により自然に戻し、多様な生物が生きられるようにする、とか、・・・
■ 鯉などを飼わない、とか、・・・
■ 園児達のドングリ拾いでも、全部拾わず、少しは、残してやる、とか、・・・
■ 枯葉など、掃除し過ぎないようにする、とか、・・・
■ カラスの餌とならないように、ゴミを放置しない、とか、・・・
■ 色々ある。
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■ 「野鳥は環境の指標」、だ。
■ 直接的、間接的に、野鳥たちとの共存をもっと考えてよいと思う。