■ 先日まで、日経新聞に平岩弓枝の私の履歴書が載っていた。
■ あまり読んだことはないが、・・・
■ 斉藤栄の「万葉集殺人事件」を読み終えて、なんだか、会話が作りもの的だな、と本棚に戻すと、・・・
■ 目に付いた。
■ 平岩弓枝著、「御宿かわせみ」、だ。
■ 2冊目の「江戸の子守唄」の書き出しは、・・・
六部咲きの桜に三日続きの雨が降って江戸の人をやきもきさせていたのが、・・・
■ こんな感じで、余白に、・・・
降る雨ややきもきさせる六分咲
■ こんな句が書き付けてある。
■ 私の字だが、一向に覚えがござらん、のである。
■ それで、また、少々読んだ。
■ この人の方が、まだ、会話はうまい。
■ まあ、先日少し読んだ、山本周五郎の方が、うまいけど、・・・
■ 時代物といえば、池波正太郎の会話運びは、一段と、うまい。
■ 池波モノはよく読んだが、・・・
■ 句にしたくなるような文章ではない。
■ そうだよな、ということで、一応、一冊、開いてみた。
■ 「剣客商売・勝負」の書き出しは、・・・
夕闇は、まだ淡く、新緑のにおいが噎せ返るようにたちこめていた。
■ こんな感じだった。
■ どうかな、・・・
■ 句にできるかな、・・・
■ 以前、「枕草子」を俳句の素材として、句を作りながら読んだことがあった。
■ 俳句の勉強のひとつの方法だ。
■ そういうこともあった。
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■ そうそう、先日、カメラは持たず近くを散歩していたら、カワセミがいた。
■ むむ、いるな、・・・
■ いる。