■ 2011-01-19
■ 古事記に、海幸彦、山幸彦の話がある。
■ 今、お伽噺として語られているかどうか知らない。
■ スーパーマーケットで買ってくるのだから、・・・
■ 海の幸も、山の幸も、関係ないということかもしれない。
■ 実感は薄いだろう。
■ 昔、そんなに遠い昔でもないだろうけれど、・・・
■ 人は自然の中に、自らも自然の存在として生きてきた。
■ 生きてゆく糧は、自分がおかれた世界、自然界から得る以外はなかった。
■ 必要なものが得られれば、その恵みを感謝し喜び、得られなければ祈り願った。
■ 生きてゆくための基本的なものの一つが「水」であり、また、個人の力では御しえない恐ろしいモノがまた「水」であった。
■ 自然は恵みであり、脅威であった。
■ だから、「神」を通して、自然界と対話していたと考えることができる。
■ 水神を祭るところも多い。
■ 現在、緑や自然の話を聞くとき、・・・
■ 決定的に違うのは、自分がどう自分以外の世界とかかわっているか、ということだろう。
■ 逆に、恵みでも脅威でもなければ、人間は、環境を、自然を、緑を大切にしようとは思わない。
■ ごく当たり前のことだ。
■ 「水」と同様に欠くことのできないものは「火」だ。
■ 落ち葉焚きをしなくなって、温かさを感じることも、焼き芋をうまいと思うことも、なくななったのかもしれない。
■ こ難しい議論は要らない。
■ 感じられるようにすればいい。