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嘘つきと卑怯者

 

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■ 2011-07-03

■ 瀬戸内寂聴の「奇縁まんだら」は実に面白い。

■ 嘘つきと卑怯者が大嫌いのようだ。

■ 小説は虚構であったとしても、・・・

■ 人間の生き方の根本として、信じるということが不可欠だからだろう。

市川昆 << 許せない、と

■ 倉橋の本は、以前、何冊が読んだが、よく覚えてない。

■ 童話について書いたものとか、他にもあったが、まあ、いいか、・・・

■ 嘘つきさの加減を見てみると、逆に、何かの役にたつかも、・・・

倉橋由美子 - Wikipedia

■ 「聖少女」を、中抜きで、再読してみた。

■ この題名を作者が付けたのかどうか知らないが、・・・

■ 作者が自分で付けたのだったら、この作者は信用できない。

■ 父親と近親相姦する私小説を読むことの意味あるいは読ませることの意味が、客観的に見てあるのか、・・

■ それを知った母親を自動車事故に見せかけて殺す、という内容で、・・・

■ そんなことを、二重三重に嘘をつかれながら、・・・

■ しかも、本人の口からという形でなく、「ぼく」という男の口から語られるのだから、念が入っている。

■ 読み通した読者は馬鹿にされたも同然だが、嘘をつかれたとは思わないだろうと作者がタカをくくっていることから、・・・

■ 題名も付けられたと思われる。

■ 内容としては、古典的なテーマだからギリシャ神話等で扱い済みで、新しいテーマとはいえないし、・・・

■ ということで、寂聴さんが次は何を書いてくれるだろうかと、期待するのである。

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