野鳥と俳句

  野鳥とホームページ

遊水

日展の会場にて

 

戻る | ホーム | 上へ | 進む


■ 2012-02-22

■ 誘われて、見に行った、日展の日本画の会場にて、いきなり、見ず知らずの人に・・・

洋画と違って、ここにある作品はどれも構成はいいしうまく描けている。いいですなあ、・・・

格段の違いですけど、何でですかね、と言う。

■ ・・・、とまあ、こんな風だった。

■ それは、はっきりしている。

■ 逆に、油絵の方が簡単に描けるからだ。

■ 日本画は、画材も高価?、技法も膠を使う等手間もかかる。

■ 何をどのように描くか、下描きもするだろうし、よく考えて描くからだろう。

■ 油絵は、重ね塗りも簡単だろうし、描きながら修正することもできるだろう、・・・

■ 要するに、制作態度に影響する何かが違う。


■ 地下の会場での写真展もついでに見た。

■ かえって、この方が面白かった。

■ 絵は、例えば風景を描くにしても、その対象をいったん自分の中に取り入れて、その後で描き出す。

■ また、絵は仕上げるまでに時間がかかり、労働だ。

■ ところが、写真は、そうではない。

■ 比較すると、頭に描いた完成の姿を実行に移すまでの時間差がある。

■ 例えば、構図を考える時間とか、試し撮りなどもあるだろうし、連写もある。

■ その辺の違いかなと思う。

inserted by FC2 system