■ 2012-03-16
■ 今日の日経新聞・夕刊に死亡記事があった。
■ もてはやされ、流行った思想家だ。
■ で、今後も彼の著作が読み続けられるのだろうか。
■ 散文詩も書いている。
■ 思想詩だ。
■ で、思い起こすのは、「西行」のことだ。
■ 後鳥羽院は西行を高く評価している。
西行はおもしろくて、しかもこころ殊にふかくあはれなる、・・・
生得の歌人とおぼゆ、・・・
■ 西行の歌も、いわば思想詩だ。
■ その思想は完成されたものでもなければ、彼自身が思想だとも思っていたわけではないだろう。
■ だだ、いかに生きるべきかと悩み続けた。
■ その生きざま、心のありようが歌に現れている、ということで、評価されたのだろう。
■ 西行の歌と吉本隆明の歌を比べるのは意味がないかもしれない。
■ ただ、どちらが後の世まで残るか、・・・
■ 要するに、何が人の心に残るのか。
■ 以前、西行の歌を読み、悩むなら勝手に悩めばいいじゃないか、と思ったときもある。
■ どうだろう。
■ おそらく、その思想の内容ではなく、心のありようだという気がする。
■ 雨の日々が続いたら、あるいは読み直すときがくるかもしれないが、・・・
吉本隆明 - Wikipedia
共同幻想論 - Wikipedia
共同幻想 - Wikipedia
吉本隆明 - Google 検索 書籍