野鳥と俳句

  野鳥とホームページ

遊水

後味2

 

戻る | ホーム | 上へ | 進む


■ 池波正太郎著、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」、「仕掛人・藤枝梅安」、・・・

■ これらには、悪党や殺しが多く書かれている。

■ しかし、「悪」や「殺し」自体を主題にしたものではない。

■ 後味は、必ずしも悪くない。

■ ・・・

■ 梅雨空を、ブラインドの隙間から覗いて、

■ (やれやれ、また雨か、・・・)、と呟いて、書斎の椅子に腰を下ろした。

■ ならば、・・・

■ (鬼平犯科帳でも読むか、・・・)、と、たった今、本棚から取り出してきた本を眺めた。

■ 文庫本になった、鬼平犯科帳、には幾つかの話がある。

■ それを、ぱらぱら、見ていたが、・・・

■ (これは、読んでなかったやもしれぬ)、そんな気がした。

■ なら、その方が好都合である。

■ そうして、・・・

■ しばらく、ページに集中した。

■ ふと、顔をあげると、光がさしている。

■ 切りのよいところで、本を閉じ、散歩に出た。

■ 先日、新聞広告で目にした、「わが青春のアメリカ映画を旅する」、・・・

■ ・・・、そんな特集のある、雑誌が頭にあった。

■ 広告には、インターネットアドレスが記されていたので、確かめたが、・・・

■ 手にして見た方がよさそうだ、と思ったからだ。

■ 手にして、・・・

■ (なんだ、・・・)、と思った。

■ 購入するほどではなかった。

■ 帰宅後、続きを読んだ。

■ 夕食まえには、読み終えていた。

■ 読み易い。

■ 夕食も、うまく感じられるような気がした。

inserted by FC2 system